社長ブログ
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プライバシーマークの辞退について
Pマークをとって3回目の更新日が近づいてきました。更新をしようかどうしようか悩みましたが、更新をやらないでおこうと思います。
弊社はクライアント様の個人情報をお預かりするために、ちゃんと個人情報の取り扱いは管理されていますよ。とアピールするために、最初は必要と思い時間とコストをかけて取得しました。一度取っても更新にも時間とコストがかかります。
実際自分自身が窓口となって取得してみると、協会の審査も含め、プライバシーマーク制度の信頼性そのものに、「この費用を払うべきか?」と悩んでいました。
過去の情報漏えいを起こした企業でもPマークは取り消されないし、そもそも審査を受けるときに、各企業のしくみを理解して審査を行えていないので、その審査で大丈夫か?と思っていました。また。協会の高飛車な態度も…。
最近は一般消費者からしても、「プライバシーマークの有無で実情を図ることはできないな」という認識が広がりつつあります。
実際会社の統合等以外で自ら辞退した企業が70社に1社ある計算らしいです。比較的高い数字だと思います。
私は前職で情報漏えいの怖さを何度か目の当たりにしました。もちろんPマークも取っていました。
資格よりも、やはり会社のしくみがわかった上で細かくリスクヘッジを行い、内部でどう体制を整えて運用をしているか?個人個人の意識を高く持つか?そちらが大切だと思います。リンクならそれができると信じています。
Pマークを辞退するからこそ今以上に個人情報の取り扱いに慎重になり取り組んでいきたいと思います。